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イタリアのコトとか、趣味のコトとか、徒然と…


by coniglioalice
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クリスマス当日なのです(/・ω・)/

行って参りました、クリスマスのフェスタに!!

案の定と言うか、やっぱり今お腹がすごく一杯の状態です><、
でも美味しかったので、悔いはありません!
クリスマス当日なのです(/・ω・)/_a0052863_10215133.jpgボローニャというか、ロマーニャ地方(ボローニャはエミリア・ロマーニャ州。元々は2つの地方が引っ付いて出来ました)では、毎回1品目はトルテリーニ(ラビオリの種類)をブイオンのスープに入れて食べるのが通例。前の時もそうでした。
でも各家々、地方によってブイヨンの作り方が違っていたり、ロルテリーニの作り方が違っていたりと味が微妙に違うのも特徴。お邪魔した家では、お祖母さんがトルテリーニを一つ一つ作って、スープをお母さんがじっくりと時間をかけて作ります。その味は絶品!
クリスマス当日なのです(/・ω・)/_a0052863_10233449.jpg
そして2品目は1品目のスープに使ったお肉やら、パターテ・プッロ(マッシュポテトのイタリアバージョン)、コッテキーノ(サラミにする干す前の豚のお肉)やらと盛り沢山。
これも言うまでもなく、絶品。美味しいの一言に尽きます。
クリスマス当日なのです(/・ω・)/_a0052863_10241683.jpg
最後のデザートに前にも書いたパネットーネ(イタリアのクリスマスケーキ)に、チョコのツリー、同居人が作ったチョコのミルフィーユ、私の作ったクッキーが並びます。
そしてシャンパンも。シャンパンを開けた時に蓋が飛んで来た人が蓋を持ち帰ると幸運が来ると言うそうです。今回は派手に飛ばしたのではないのですが、私が貰って来てしまいました(^^;

そしてテレビではバチカン市国の映像が…教皇のお話が続きます。この前変わったばかりの教皇はドイツ人。賛否両論に意見は別れますが、取りあえず頑張れって感じでイタリア人は見つめている様。
イタリア語を勉強してて良かったな、とか思う瞬間はこういう時に何を言っているかわかる時。どこの国の人であろうと教皇はイタリア語で話します。(前の教皇もイタリア人ではなかったのです)時々ラテン語が入りますが、イタリア語で話している事もあるので、キリスト教でもないのに最初の頃は結構感動します。
そして今日知った事は、「アヴェ・マリア」の「アヴェ」はSALUTARE(意味:礼拝する、救い、祝杯など、イタリアでは宜しくお伝え下さいとかの時に使います)だったり、「アーメン」がCOSI SIA(意味:そのように)だったり。そんなコトがわかったりすると、ミサの光景とか賛美歌とかがより面白く見れます。
キリスト教徒でなくても、やっぱりここまで力の持った宗教には私も一目を置いてしまうし、イタリアの美術史はキリスト教の歴史を言っても決して過言ではないので(民衆に聖書をより解り易くとく為に絵画が発展していった)、常々勉強しております。

そしてクリスマスもキリストの降臨の日。
日本人の感覚的にはお正月と同じくらい大切な日。
こういう日は静粛に過ごすのもいいのでは??
by coniglioalice | 2005-12-26 10:27 | 風習